病理AI実装研究会 解説書

病理AI研究会の抄読会/勉強会の、入門者向けの解説ページです

画像は行列である

AIの勉強をしていて、一番最初に気付いたことは

「画像は行列である」

ということだ。

 

画像は、ピクセルという小さなタイルの集まりであり

一つ一つには色が与えられている。

では、色はどのように表現されるか、

これもいろんな表現方法あるが、

一番基本的なものはRGBで表す方法

つまり、光の三原色で表す方法である。

この座標は(100, 50, 20)という色です

という意味は

R=100、G=50、B=20

を混ぜた色です

という意味になる。

こうして、画像は数字に変換されて、計算ができるようになるわけである。

 

そう。数字に変換することが重要なのである。

当たり前なのであるが、これに気付くと見え方が変わってくるから不思議である。

病理AI実装研究会の解説開設!?

病理AI実装研究会は、元々プログラミングを行っている病理医のコミュニティーから始まり、現在抄読会などを行っていますが、コミュニティーを始めたところ、興味を持ってくれた二つのグループが出てきました。

①病理医でない、コーディングを行っている方々

主に企業もしくは、アカデミアで、いわゆる「本チャン」の方々です。

コーディングを勉強している病理医にとっては非常にありがたく色々教えて頂きたい存在です。

学会などでも「会を楽しみにしてます!」

と声をかけてくださったりします。

ところが、このグループとは別に、この会に興味を持って下さった方々がいます。

それが

②これからプログラミングをやってみたい人達

非常に意欲的でありがたいのですし、積極的に参加して頂きたい、、、ものの

抄読会に追いつけていけないなどの、意見が多数耳に入ります。

 

学生時代に勉強にどちらかというとついていけなかった私としては、②の方々をないがしろにするわけにもいかないのですが、かといって学習塾にしてしまうと、①の方々に申し訳ないという思いがあり。。。そこで!

このブログをはじめました。

抄読会/研究会のレベルは落とさず、副読本として、解説をする事にしました。

始めは、プログラミングの基本的なところから、どちらかと言えば文系の方々にもわかるような解説をしていきたいと思います。

期待して下さい。

時々、雑談も入れます。